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5.如夜叉
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第五作 如夜叉 (扶桑堂刊より)(転載禁止)
ボアゴベ著 黒岩涙香 訳 トシ 口語訳
彫刻家西山三峯が目に入れても痛く無い程可愛がっている一人娘亀子は十字軍時代からの名家、伯爵茶谷立夫と恋中になっていた。
亀子は父がある夜誰かに硫酸を顔にかけられ失明してしまい、結婚を延期していたが茶谷が督促するまま結婚を早めようと決心する。
亀子は茶谷がいわくつきの人物であることを知らず信じ切っている。
亀子を心配する三峯の弟子の長々生が茶谷の素性を暴露して亀子に結婚を止めさせようと奮闘するがさてどの様な結末になるか。
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5.1如夜叉(一)~(七十七)はここから目次1へ
ボアゴベの「切り傷のマルゴッド」の翻案小説
1891.7.26から「都新聞」に連載された。
如夜叉は原文そのままを載せようかと考えたが、送り仮名が記号のようで読み方が難しいので、矢張り拙くても最小限の口語訳をすることにしました。
如夜叉を電子本にしました。興味のある方はご覧ください。
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